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一考
 地震・津波に被災された方々が今も先行きの見えない状況下で日々過ごしていることを考えると、心穏やかではないのですが災害に屈してしまうのは本意ではないので少しずつ更新をしていくつもりです。電力の需給が逼迫した中ではありますが、なんでもかんでも活動を停止するのはかえって健全ではないと思いますのでご理解ください(事態はかなり長期化しそうですし)。

 今回の災害がらみで露呈した問題について、記録に残しておくという意味で列記しておきます。

1、地震・津波の複合災害発生時の避難所等への物流計画の不備
2、東電による原発管理への認識の甘さ
3、大量輸送機関の対応の悪さ
4、安全な状況下の人間が発揮してしまう過剰な自己防衛行動
5、計画停電の計画性の無さ
6、マスコミの知能低下

 それぞれについて、ジャーナリズム機関は深い指摘をすべきですがどうも心もとない…。これこそが最大の問題な気がします。微力ながらこれらについて考察し各人が深めていっていただければ幸いです。なお以下の部分は全て私見ですので、こういう意見もあると参考ながら眺めてください。もちろん訂正・指摘は大歓迎です。

 1について…
 これは阪神・淡路大震災の際にも指摘され、多くの天災について共通する問題です。せっかく救助ないし難を自力で逃れてきても物資が充分に行きわたらないがために大きな被害を被ってしまっては、最早天災ではなく人災となってしまいます。なぜに物資が行きわたらないのかと言うと、交通網の破損と供給先を把握し割り当てる指令所の機能不全が大きな原因でしょう。交通網は普段存在するのが当然のように思われていますが、実際には大規模災害時には機能しなくなります。特に被災地の鉄道や高架道路は復旧するにはかなりの時間がかかってしまうため補給路には成り得ません。こうした時に有効な補給路は、ヘリコプター・航空機等の空路とゴムボートによる海路そして緊急整備道路の陸路です。余震が続き津波の懸念が残る地域では海路は不可能ですが、空路と陸路は使えます。災害発生時の対応としてはまずは空路の確保として空港の整備が必要となります。
 今回の災害では国土交通省が滑走路清掃用の機械を羽田から仙台まで輸送して大きな効果を発揮していますが、11日のうちに最優先物資として搬送していればさらに多くの物資・自衛隊員を輸送できたでしょう。
 次に重要なのが輸送拠点である空港から末端の避難所への的確な補給です。これが最も難しく多くの批判にもさらされる点です。問題となる点を整理してみると、
 ・避難場所と不足物資の把握
 ・避難場所への物資輸送
の二点となります。現状把握については、自治体単位での把握が基本とされているため自治体が批判にされされることが多いですがそれは的外れです。そもそも災害発生後に全ての自治体が平常通り機能していると考えるのは誤りで、被災地においては全て機能しなくなると考えるのが適切です。そのうえで避難場所の把握をどうするか?まず中央の指令場所としては今回のように県単位が良いでしょう。もし県庁所在地も壊滅的被害を受けている場合は、隣接県に本部を設けて指揮に当たるべきでしょう。官邸側においてしまうと現場との連絡が遅くなり地理感に優れたスタッフの確保が困難でしょうから。そして、災害発生時は通信網が寸断されます。そのような状況下でも円滑な通信を可能にすれば第一の問題は解決されます。
 私は通信機器には詳しくないのですが、衛星通信を有効活用できないものか…仮にそれが無理でも国内無線の周波数帯は総務省により割り当て管理がなされている以上、どこかしらを災害通信用無線周波数帯として指定できるはずです。その周波数帯専用の送受信機を全国各地の自治体指定の避難所に配備すれば、少なくとも現在よりかは円滑に中央~避難所間での連絡が可能となるのではないでしょうか。指定の避難所以外に避難するケースも充分に考えられ、今回も実際そのような場所に避難された方々も大勢います。そのような場所については、良い策が思いつかないため現状のように自衛隊の捜索やNPOの突入、マスコミの取材によってしか知る方策は無いでしょう。
 次に第二の問題については、第一の問題が解決されていればかなり楽に解決できると思います。けもの道のようなものでも整備できれば、自衛隊の車両は通れますし、そうでなくともヘリコプターが空中から物資を投下できます。ただし、ヘリコプターは火災の消火に当たるため災害初期は万能ではありません。ですから全国から道路整備事業者を動員して応急的陸路の整備を行うことが重要です。今回は原発の問題があったため一部では遅れてしまいましたが幹線については機能を回復させています。幹線から各地の避難所までのいわば枝は、自治体と道路局で平時から緊急整備路のルートをいくつか検討して双方にそれを保管しておくことが有効だと考えられます。仮にその通りに整備できなくても一度深く検討していれば臨機応変に対応しやすくなるのは明白でしょう。

 1以外については、今後漸次書いていくと思います…
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