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長い旅行を短めに(3)
 いよいよ新年度が始まりましたね。昨日は新入生歓迎会とかいうものに参加してきました。どういう雰囲気の大学になるのかはこれからのお楽しみというところですかね。ただ、単科大学みたいなもんなんで、できる限り他大学と交流していかないと視野とか考え方が狭くなっちゃいそうなので気をつけなければ^^;

 そろそろ批判精神も養っていかなければならんのですが、それは次回に回すとして、今回も相変わらず画像多めでいきます。主役は九州最強の民鉄にして日本一のバス事業者である西鉄です。

 IG_7357.jpg

 西鉄電車の主力はなんといってもこの色を纏う5000形、6000形、6050形、7000形、7050形達。上写真の5000形は西鉄最大の陣営を誇る5000形で、3連を二本つないで6連の普通として走っています。もちろん連結は固定ではありません。日中は普通運用で急行通過駅の乗客を拾う役目に専ら徹していますが、朝ラッシュ時はオールロングの高い収容能力を生かして特急・急行として活躍しています。路面電車を彷彿させる運転台と分散冷房、そしてこの独特な色が個人的なツボです。


 IG_7366.jpg

 西鉄の看板特急といえば2ドアオールクロスの8000形。残念ながら乗車したのは大善寺~西鉄久留米の立席だけでしたが、乗車券だけで乗れる列車として最高級のクォリティでした。最高速度110kmの高速運転を続けながらも車内の揺れは極めて穏やかで、加減速も滑らか。6両固定編成が6本存在しますが、1989年の第一編成登場以来変更箇所の少ない完成度の高い列車で、撮る側も気合の入る優れた車両です。30分に1本なのが玉にキズでしょうかね。
 内装といい、完成度の高さといい、外見といい、なんだか京急の2000形にそっくりですが、実はこの8000形は西鉄の2000形の後継なんですよねぇ~。西鉄2000形はつい最近全車引退となりましたが、なぜか東京ガスの最新のCMで採用されています。旅行から帰ってきて数日後に中央線の車内CMで西鉄2000形を見かけました(笑)。旅行後に地元で旅行先のタイムスリップ画像を見せられるとはねw


 IG_7355.jpg

 そして西鉄電車の新時代を担うのはこの3000形。車端部はロングで、扉間は転換クロスシートの新型ステンレス車です。その最大の特徴はレーザー溶接。ステンレス車なのに、あのデコボコがなく滑らかな側面を有しています。2連3連5連と豊富に存在しますが、主に急行用として大活躍しています。
 ちなみに、上の画像では急行花畑行きとなっていますが、コイツは西鉄福岡から花畑まで通しで急行運転をする通称花畑急行。相方の小郡急行は西鉄福岡~筑紫を急行運転し、筑紫~小郡は各駅停車となります。で、小郡急行のかつての名前はローカル急行。はい、私のハンドルネームと一緒。といっても西鉄とは特に縁があるわけではないので、ふぅ~ん。といった感じですね。


 IG_7121.jpg
 
 IG_7119.jpg

 さて、西鉄といえば電車よりもバスの方が収益力が高く、日本一のバス事業者として天下にその名を轟かせています(?)。高速バス事業やノンステへの取り組みが有名かと思いますが、クモの巣のように張り巡らされた高密度な路線網をまえにすると「高速電車は線の交通。路線バスは面の交通。」という言葉に深く頷いてしまいます。今回の旅行では「西鉄1dayチケット」を利用したのですが、これは西鉄電車の天神大牟田線の西鉄福岡~柳川と大宰府線と甘木線が乗り降り自由となり、その周辺のバスも設定されたエリア内が乗り降り自由となるきっぷです。バスのフリーエリアのアバウトっぷりはHPを見ていただければ分かるのですが、エリア自体はかなり広いです。というわけで思う存分バスを使ってきました。鉄道よりもバスの乗車時間が長いというww


 IG_7336.jpg
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 朝一の特急でまずはフリーエリアの最南端である柳川へ。駅前から「佐賀B.C.」行きに乗って廃線となった佐賀線の可動陸橋へ向かいます。旅行前に調べた時は実際に橋を渡ったり、動いているところを見られるとのことだったのですが、前日に再度HPを確認したところ、照明の工事に伴いしばらく休止するとの告知が。。。というわけでさっと撮ってサッと次のバスへ乗り継ぎ。可動橋の雰囲気自体はかなり良かったので、素材を上手く写真にすることが出来なかった感は残りますがね。
 大川橋には車庫があるので、始発のJR久留米行きに乗ります。ところが、バス停の位置がなかなか分からない。時間が迫っていたので焦りながらでしたが、車庫の中を走ってどうにかバス停を発見。先客は高校生が一人だけ。
 川沿いや一車線の住宅&田んぼの中を延々走り、大善寺に近づいた辺りでようやく途中客が乗車。出発から30分以上旅客の出入りも無く、奇特な旅行者と地元の高校生一人しか乗らないような路線でも一時間に一本もバスがあるのは流石ですね。たまたま乗車率が低かっただけなのかもしれませんが…
 大善寺に着くと皆さん一斉に急いで下車。こんなに急がなくてもいいのにと思ってたら上りの特急と接続するんですね^^;
 特急は30分に1本なので急ぐのも頷けます。後で調べてみると、大善寺周辺にはかつて鉄道軌網が広がっており、大川橋まで川沿いを行く路線もあったとのこと。私たちの乗ったバス路線ももしかしたら鉄道からの転換路線だったのかもしれません。
 大善寺からは西鉄久留米まで前述の特急8000形に乗り、筑紫まで3000形急行で乗り心地を確かめ、上の写真を撮った撮影地へと移動しました。その後は前回の記事で一部の画像を上げたJRの撮影地まで歩き、西鉄電車まで戻って桜台から朝倉街道まで一駅だけ利用して、再びバス旅。原鶴温泉というところまで1時間以上ひたすらバスに乗って温泉で一息。周囲を暫し散策したあとは同系統の逆方向に乗って甘木まで行きました。甘木からは西鉄電車で天神へ。
 にしても甘木の寂れっぷりはお化け屋敷ものでした。商店街の道が改良中なのかアスファルトが剥がされたままだったせいもあるのでしょうが、1階は廃墟なのに2階だけ薄ら明かりが点いてたり、今にも崩れそうなアーケードの下にピカピカの理髪店があったりと、寂れた中に生活感があるだけに余計背筋が凍る感じでした。甘木の衰退を反映して甘木線も2両固定編成によるワンマン運転が定着しています。

 甘木が衰退して言った一因は天神にあると言うことも出来るのですが、その天神でお買い物♪
 といっても、その日の夕食と翌日の朝食で、片方はコンビニ弁当でしたが^^;

 天神には九州全土から高速バスで買い物客が集まるという話を聞いていたので、天神を去るのにも天神バスセンターを利用。このバスセンターはなかなかの工夫物で、地下は三越にもつながる天神地下街として機能し、地上も商業施設や観光案内所やコインロッカー等便利な設備が揃い、なにより地上の商店街と隣接しています。そして2階は西鉄電車のホームで、百貨店である岩田屋に直結しています。この複合設備の3階にあるのが天神バスセンター。九州全土のみならず、日本最長の高速バス福岡~大宮線のバスもここから発着しています。そのバスセンターの一番三越寄りにある乗り場から出発するのが、赤間営業所行きの急行バス。急行といって侮ること無かれ、なんと全席クロスシートの超立派な車両で高速道路にも入っていけます。「西鉄1dayチケット」ならこんなバスにも乗れてしまうんです。特急と高速以外のバスならなんでも乗れてしまうので非常に便利ですよ~。
 ただし、行程を立てるのはかなり大変なのでそこのところはご注意を。今回の旅行ではバスの運行はほぼダイヤ通りで、遅れても余裕時分以内に収まったので助かりましたが、天神市街地を長く走行する路線や雨の日などは大幅な遅延もありますので、代替輸送手段も考慮しながら楽しい旅行計画を立ててくださいね。
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京急を愛する高校生。
夜に鉄路を徘徊するのが趣味になるもそれどころではないらしい。



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