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週間発行誌の一気読み
Fnキーが壊れたのでしょうか、スクリーンショットが相変わらず使えないので閑話休題。
静岡での撮影中等にひたすら読んでいた週間東洋経済、ダイヤモンドとおまけでニューズウィークについて一記事書いておきます。

最初に、バイアスの明示をしておきます。私は高校時代に週刊東洋経済を一年間定期購読していたので、どうしても東洋経済贔屓がかかっていると思います。極力客観的に論じようとは思っていますが、東洋経済は自分の世界観の一部を形成しているといっても過言ではないので(触れたものはなんでも、有形無形の影響を人に与えますが・・・)、了解のうえ見てください。

まず、基礎情報。
社団法人日本雑誌協会によると、2011年度の1号あたりの発行部数は

東洋経済・・・45万92部
ダイヤモンド・・・57万2669部

ちなみに。一日あたりの経済紙の朝刊は

日本経済新聞・・・301万558部
産経新聞・・・160万9528部

経済系の情報は日経が重要というのも納得の数値ですね。ただ、東洋経済は会社四季報を作成している会社でもあり、データベースには強いです。


週刊経済誌の身の丈を踏まえた上で、内容に移りましょう。
冊子の構成は両者類似しており、ニュース→特集→コラム・連載という大まかな流れは同じです。

①ニュース
ウエイトは両者に顕著な差はありませんが、東洋経済には短い国際ニュース欄があります。国内ビジネス関係者を主要な読者層に想定しているのか、国内ニュース(大企業メイン)が中心となっています。
ただ・・・論調は異なりますね。東洋経済は、ニュースの主役をやんわりと支持する立場に立ちつつ事実描写を中心とした記事に仕上げています。一方、ダイヤモンドは「ニュース&アナリシス」というコーナー名の通り、突っ込んで、ジャーナリズムを意識したような書き方をしています。記事を読む側の先入観というのもあるので、私にそう見えただけかもしれませんが、たかがニュース、されどニュース。出来事の伝え方は多様でなにかしらの色がついてしまのは避けられません。経済誌といえどもその点は変わりません。

②特集
これは同じ雑誌でも号による質の格差がとても大きい部分です。特に東洋経済はその差が大きいように感じます(選り好みの激しいテーマを選びやすいということかもしれませんが)。
あくまで全体の傾向として述べるのなら、東洋経済はビジネスプラン作成重視型、ダイヤモンドはジャーナリズム重視型です。
前者は、ホットな話題や傾向に関してビジネスの素材を提供し、特集の中に登場した多様な視点からの素材を組み合わせることでビジネスプランの作成をすることが出来る場合が多いです。
「へぇ~、そんな状況なんだぁ」、「え、こういうことも起きているのか…」、「ん?すると、あれとこれをこういうふうに結びつけるとこういうことができるんじゃないか?」
というのが、典型的な通読感想です(笑)

一方のダイヤモンド。ビジネスに関わる話題ばかりとはいえ、ジャーナリズムを強く主張している感があります。問題を追及していく姿勢が強いという意味です。少なくも、日刊紙の社説のような目も当てられない記事ではないので本格なジャーナリズムとはまた異なるとはいえ、触れていおくと良いものだと感じました。ただ、複数の記者が持ち寄った原稿を調整せずに載せているのか、重複する内容があまりにも多いのには閉口しました。まるで全て読む者はいないという前提で書かれているようでした。

③コラム・連載
勝負になりません。東洋経済の圧勝ですね。もちろん、東洋経済のコラム・連載の全てが優れているわけではないのですが、「どれだけ、価値のあるコラム・連載を有しているか?」が勝負どころです。

東洋経済であれば、
「経済を見る眼」、「HOT&COOL」、「ミスターWHOの少数異見」、「知の技法出世の作法」、「中国動態」、「世界の視点」、「FOCUS政治」、「長老の智慧」

ダイヤモンドであれば、
「マネー経済の歩き方」、「新社長」、「数字で会社を読む」、「企業レポート」

が私自身のおすすめです。東洋経済の方が連載に力を入れているので、ここはどうしても前者が強くなるところ。定期購読者にとっては連載が逆の意味でのボディブローのように、じわじわと自分の力になっていくので重視して欲しいですね。

最後に、ニューズウィークについて。議論が浅いし、扇動的な書き方も目立ったけど、世界のニュースを幅広く知ることができるという意味でおすすめ。英語版も流通しているので、来年はタイムから切り替えようかな?
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